Dialogues With Water

Kyoto Waterscapes: Sound Footsteps, Sound Shapes
京都ウォータースケープス: 音の足跡、音の形

柳沢英輔、エレナ・トゥタッチコワと大田高充によるワークショップ
workshop by Eisuke Yanagisawa, Elena Tutatchikova and Takamitsu Ohta 

2020年8月8日(土)

 ※ このイベントは終了しました。

 

人間の耳を使って音を聴くことと、機械の「耳」を通して音を聴くことによって、世界の捉え方はどう変わるか。さらに、もし耳の位置は頭にあったのではなく、足など、地面に近い場所だったのなら、どう変わるのでしょう。

 

私たちが日々捉える「音」とは、実際に、聴くものだけではなく、見るものでもあります。しかし、見る世界と聴く世界は本当に並列していて、同じ世界で同じ現実であるのでしょうか。耳や目を通して知覚する世界は複数のレイヤーを持ち、複雑な地図になっています。

機械の耳と身体の耳を意識的に使い、音という情報の、インプットの位置を変化させ、実験することで、私たちはいかに世界を認識し、環境の中で行動するかに気付きます。そうすると、人それぞれ持つ世界の(音の)地図はより明確に見えてくるでしょう。

 

今回のワークショップでは、機械の耳と人間の耳を使って意識的に聴く作業を通じて、その場所に置かれる身体の感覚、そして様々な音の形を捉えていきたい。

フィールドワークの場所は、白川や哲学の道周辺であり、様々な水が溢れるエリアです。 みんなで歩き、フィールドワークし、身体全身で世界を聴く感覚を体験します。録音もしながら、フィールドノートなどを作り、体験した音を視覚的に表現してみましょう。

 

講師プロフィール

 

柳沢英輔 (映像人類学者、フィールド録音作家)

 

京都を拠点に活動するエスノグラファー、フィールドレコーディスト、映像作家。場所や空間の特徴的な響きを観察し、録音することに興味を持ち、文化的、生態的、地理的、音響的、歴史的な観点から音を探求している。著作に『ベトナムの大地にゴングが響く』(灯光舎、第37回田邉尚雄賞受賞)。主なフィールド録音作品に『Ultrasonic Scapes』(Gruenrekorder)、『Path of the Wind』(Gruenrekorder)、『Music of the Bahnar People from the Central Highlands of Vietnam』(Sublime Frequencies)など。

https://www.eisukeyanagisawa.com/

 

大田高充(美術家、サウンドアーティスト)

 

場所・土地・環境から発生する固有の自然現象に注目したインスタレーションを制作。

近年、訪れた場所で拾い集めた素材で音を鳴らし、体感した環境音を再構成することを

試みている。作品集「Elemental Studies」(Book | senufo sditions)を出版。

最近の活動に「Three Ways to Output from a Recorder」(CD | Careful Catalog), 「three relations among the flock」 (Cassette | winds measure recordings) ,主催イベントの記録「ほどける耳」(CD | 901 Editions) のリリースがある。

https://soundcloud.com/takamitsuohta

https://vimeo.com/user16175146

 

エレナ・トゥタッチコワ(アーティスト)

 

1984年ロシア、モスクワ生まれ。モスクワでクラシック音楽や日本の文学を学んだ後、2012年より日本へ渡る。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士後期課程修了。現在、京都を拠点に活動。

人間の風景認識や物語創造、歩行と想像力の関係に関心を抱く。様々な地域でのフィールドワークを重ね、土地から生まれる物語を採集し、写真、映像、音、文章等で表現する。2016年に写真集『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』(torch press)を刊行。近年の展覧会に、個展には「道は半島をゆく」(知床半島の複数会場、2018)、「On Teto’s Trail」(Gallery Trax、山梨、2017)、「In Summer: Apples, Fossils and the Book」POST(東京、2016)、フェスティバルには「茨城県北芸術祭」(2016)等がある。歩行という世界の道づくりを表現方法として捉え、定期的にウォーキングや地図作りのイベントトを開催する。

http://www.elenatutatchikova.com

 

募集要項

 

定員 | 3人 (定員に達し次第、締め切らせていただきます)

対象 | 高校生以上(音作品の制作経験や音の編集経験を問いません)

参加費 | 1000円(税込)

日にち | 2020年8月8日(土)

時間 | 13:00~18:00(制作状況により長引く可能性がありますので、時間に余裕を持ってご参加ください)

集合場所 | 参加者に直接にお知らせ

 

機材について| 制作用の機材(録音機、マイク、イヤフォン)は、消毒した上、貸出します。ただし、録音メディアとして使うmicro SDカード は各自ご持参ください。また、ヘッドフォンもしくはイヤフォンはご自身の物を使いたい方は、ご持参ください(有線のもののみ使用できます。機材はお持ちの場合、お知らせください。)

 

申込先 | kamogawafieldwork@gmail.com

お名前[フルネーム]、年齢、参加人数、機材有無、連絡先をお送りください。件名には「音の足跡、音の形ワークショップの申し込み」とご記載の上、申請してください。

 

注意事項

持ち物について:ノートやスケッチブック、筆記用具は各自ご持参ください。

暑い日の開催になりますので、水のご持参など、熱中症対策をお願いします。

野外での開催ですので、虫除けスプレーもご持参をお願いします。

新型コロナウイルス感染予防対策として、貸出機材を消毒しお貸しします。また、マスクのご着用の上ご参加ください。

当日、映像記録の撮影を行います。ご了承くださいませ。

©︎Elena Tutatchikova, Dialogues With Water Project